すべてのアナログ・レコード・マニアに捧げる

ターンテーブルから流れるのは、ロバート・ジョンソン、チャーリー・パットン、サン・ハウスand MORE!!

エドワード・ギラン監督作品 さすらいのレコード・コレクター〜10セントの宝物 DESPERATE MAN BLUES

2018年4月21日(土)〜
新宿K’s cinemanにてロードショー
全国順次公開

見逃すな!!
ジョー・バザードは、
あらゆる音楽の
魔法のような響きをただただ愛している
最高のレコード・コレクターだ。
— エルヴィス・コステロ

「超」がつくレコード・マニアが
ここまで楽しそうにやっていると
惚れ惚れしますね。
ひとりで勝手に
ラジオ局をやっちゃうのも頼もしい!
— ピーター・バラカン
(ブロードキャスター)

問い合わせ先

まだ誰も聞いたことのない音楽を求めて

アメリカはメリーランドに暮らす、
最強のレコード・コレクター、ジョー・バザード。
この男のミッションは、
「本当のアメリカン・ミュージック」のレコードを探し、救うことだった!
音楽ファンが待ちに待った
レコード掘りドキュメンタリー、発掘公開!!

  • 上映会を開いてみませんか?

監督・プロデューサー:エドワード・ギラン 
出演:ジョー・バザード
音楽:ロバート・ジョンソン、チャーリー・パットン、
サン・ハウス、カーター・ファミリー、
ジミー・ロジャーズ、
ブラインド・ウィリー・マクテルほか
© Cube Media 2003
2003年/オーストラリア/16mm→DCP/52分 
配給:スリーピン 原題:DESPERATE MAN BLUES
字幕:寺尾次郎 監修:ピーター・バラカン

introduction イントロダクション

まるで『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のよう! —サンデー・タイムズ・オーストラリア

さぁ、今日もゴキゲンな音楽を聞きながらレコード・ハンティングに出かけよう!

アメリカはメリーランドに暮らす、最強のレコード・コレクター、ジョー・バザード。

この男のミッションは、「本物のアメリカン・ミュージック」のレコードを探し、救うことだった!

アメリカはメリーランドに暮らす、最強のレコード・コレクター、ジョー・バザード。自宅の地下室に降りるとそこには壁一面に25000枚の78回転のSPレコードが鎮座している。

その昔、発売当時たった10セントで売られていたブルース、カントリー、ブルーグラスなどなど様々なジャンルの貴重なレコードを、彼は大事そうに一枚一枚プレイヤーにかけ、踊ったり口ずさんだりしている。

20世紀初頭、ラジオと並んで音楽が人々の手に入るきっかけとなったSPレコードの普及から、誰もがいつでも音楽を享受できるようになる現在まで、アメリカ音楽は世界中の音楽好きの耳をとらえてきた。

自分の本当に好きな音楽を聞くために!あらゆる音楽ファンが抱く願望を体現する、この男のミッションは「本物のアメリカン・ミュージック」のレコードを探し、救うことだった!

ゴキゲンなグッド・タイム・ミュージックにのせて贈る、音楽ファンが待ちに待ったレコード掘りドキュメンタリーがアナログレコード人気が再燃するいま発掘公開!!

ターンテーブルから流れるのは、ロバート・ジョンソン、チャーリー・パットン、サン・ハウスand MORE!!

ロックもヒップホップも大嫌いなガンコなレコード・コレクターの笑って、踊れるもうひとつのアメリカン・ヒストリー

ブルース、ゴスペル、ジャズ、ヒルビリーetc、1920年代後半はアメリカのレコード業界が爆発的に飛躍した時期だった。そんな時期に作られた最高の音楽がジョー・バザードのターンテーブルからはいつも流れている。踊りながら口ずさみながら「ロックもヒップホップも大嫌いだ」と笑いながら彼は言う。アメリカの数多くの場所を訪ねてまわり、膨大なコレクションを築いた。これはたったひとりで作りあげた、レコードによるもうひとつのアメリカン・ヒストリー、そしてアメリカン・ストーリー。

監督は80年代のロンドン・パンクシーンで絶大な影響を与えたデザイン会社、ロッキング・ロシアンを主宰していたエドワード・ギラン。自分が惚れ込んだことにはトコトンまで情熱を注ぐ、そんなパンク・スピリットが映画全体から伝わってくる!

music ジョーのターンテーブルから
流れる音楽

ロバート・ジョンソン
‘Cross Road Blues’
サン・ハウス
'Death Letter Blues'
ジョン・リー・フッカー
'Never Get Out of These Blues Alive'
フロイド・ミング&ヒズ・ペップ・ステッパーズ
‘Indian War Whoop’
ジミー・ロジャーズ
‘Sleep Baby Sleep’
ブラインド・ウィリー・マクテル
‘Statesboro Blues’
カーター・ファミリー
‘John Hardy Was A Desperate Little Man’
ギットフィドル・ジム
‘Paddlin’Madeline Blues’
ジェイムズ・アーノルド
‘Guiter Rag’
ビリー・バンクス&ヒズ・オーケストラ
‘Bugle Call Rag’
チャーリー・パットン
‘It Won’t Be Long’
ジミー・マーフィー
‘We Live A Long Time To Get Old’
ジョー・ヒル・ルイス
‘When I’m Gone’
ロニー・ジョンソン
‘Death Valley Is Just Half Way To My Home’
アンクル・デイヴ・メイコン
‘Whoop ‘Em Up’ Cindy’
レーン・ハーディン
‘Hard Time Blues’
テネシー・ミゾラウンダーズ
‘Mandolin Blues’
クラレンス・アシュリー
‘The Coo-Coo Bird’
ザ・ストリプリング・ブラザーズ
‘The Lost Child’
アンクル・バント・ステファンズ
‘Sail Away Lady’
ロング・クリーブ・リード&パパ・ハーヴェイ・ハル
‘Original Stack O’Lee Blues’
ブラインド・ウィリー・ジョンソン
‘Dark Was The Night-Cold Was The Ground ’

サウンドトラックCD『DESPELATE MAN BLUES』

Joe Bussard 最強のレコード・コレクター、
ジョー・バザードとは?

1936年7月11日、アメリカ・メリーランド州フレデリック生まれ。SPレコードと言われる78回転のレコードのコレクター。

1920年代から30年代のアメリカ最初期のフォークミュージック、ゴスペル、ブルースを中心に、世界で最大、そして最高の品質と言われている25,000枚以上のSPレコードを所有している。

バザードのコレクションはコンピレーションCD「Down in the Basement」(2006年)で発掘された。バザードは、レコードコレクションや自ら録音したテープを数多くのリイシューレーベルに提供している。

また1956年から70年まで、オールドタイムミュージックの新録音をリリースするために、最後のSPレコードレーベルと言われている“Fonotone”を運営していた。その中には、ギタリスト、ジョン・フェイヒィ(John Fahey)の最初の録音を含め、数百人ものパフォーマーによる録音があった。 2005年、 アメリカのレーベルDust-to-Digitalによって“Fonotone”の音源を集めた5枚組のアンソロジーCDが発売されている。

バザードは現在、ジョージア工科大学のラジオ局であるWREK Atlantaのためのカントリー・クラシックスのプログラムを制作している。そしてWPAQ-AM740(マウントアリー、ノースキャロライナ州)、WELD-AM690(フィッシャー、ウェストヴァージニア州)、WTHU-AM1450、(サーモント、メリーランド州)の3つのステーションでラジオ番組を放送している。

かつてバザードは、いつも収集用のバッグを持ち歩いていた。10代のころには、従兄弟と一緒に珍しい硬貨から蜂蜜、鳥の巣まで何でもを収集していた。 バザードの現代の音楽への嫌悪、特にヒップホップやロックンロールに対する嫌悪感は本作『さすらいのレコード・コレクター〜10セントの宝物』にも描かれている。

Director 監督

エドワード・ギラン
EDWARD GILLAN

イギリス生まれ。
1970年代後半から1980年代初頭にかけて、エドワード・ギランはロンドンのパンクシーンで名前が知られていた。そしてロッキング・ロシアンという有名なデザイン会社をパートナーのアレックス・マクドウェルと共に設立した。

ロッキング・ロシアンは、当時の「誰でもやれば出来る(anyone can do it)」という風潮を生みだすのに寄与した。ギランは今でもこの考え方を強く支持している。後々まで記憶されるグラフィック・イメージを作り出したロッキング・ロシアンが当時流行った3分ほどのミュージックビデオに関わるのは必然的な流れだった。そしてミュージックビデオの世界でアートディレクションをし始め、スージー・アンド・バンシーズやイギー・ポップなどのアーティストのミュージックビデオを制作した。

1980年代半ばにオーストラリアに移民したギランは、キューブメディアというデザインエージェンシーを設立し、デザインとメディアのプロジェクトを企画し続けている。

2002年、オーストラリア・フィルム・コミッションとニューサウスウェールズ州のフィルム・テレビ・オフィスの助成を受け、ギランの情熱の源泉と言える、音楽・映画・文化史を合わせたドキュメンタリーを制作することに全力を注いだ。それが「さすらいのレコード・コレクター〜10セントの宝物」だった。

監督の言葉

ジョーは熱を込めて自分のストーリーを語ってくれます。そんな彼と彼の探索作業に強い親愛の情を持たずにはいられません。ジョーこそが必死になっている男(Despelate Man)なのです。それは情熱という意味で、マニアックな人という意味で、発見し難い録音を探し出す必要性という意味で、そしてボブ・ディランやヴァン・モリソンといった大御所からルシンダ・ウィリアムス、ベン・ハーパー、ベックらのアーティストにいたるまで、多くの現代のミュージシャンにインスピレーションを与え続けているこの音楽をみんなに聴いてもらって、正当に評価してもらうことについてという意味で・・・。

私たちはジョーの個人的なストーリーを知ることになります。そのストーリーは、彼がアメリカの真のサウンドだと思っている音楽を救い出すという使命と深くつながっています。商業的利益のために作られたディスクに収録された音楽は、“製品”になる前に録音されていたアーティストの純粋さを損なってしまいました。

ジョーは執着心の代償を支払いました。人間関係は損なわれ、彼の飽くなき追求のなかでモラルが守られなかったこともよくあります。自身も有名なコレクター兼DJであるディック・スポッツウッドは「収集本能が社会正義やモラルなど他の全ての本能より優先しているジョーが支払った代償は、私が支払えると思うものを大きく上回る」と語ります。「さすらいのレコードコレクター」で私が目指したのは、エディ・ディーンの言葉を借りれば「アメリカが生み出した最も重要な産物だと多くの人がみなしているもの」、そしてアメリカ音楽の源泉に対する関心の高まり、忘れ去られたこの音楽を救い出した一個人、それらについて観客に関心を持ってもらうことです。

(全文はパンフレットに掲載します)

reviews & comments レビュー & コメント

音楽のすべてを愛する男

ブルース・エルダー(ジャーナリスト「シドニー・モーニング・ヘラルド」)

ジョー・バザードはユニークかつきわめて注目すべき音楽マニア、そしてレコードコレクターだ。この偉大な人物をそんな簡単な言葉で表現するのは正しいことではない。いつの時代でも音楽に魅せられた熱狂的なコレクターやアーキビストはいたものだ。さかのぼってみれば、モーツァルトの全曲をカタログ化した有名なケッヘルがいるし、ニック・ホーンビィの小説「ハイ・フィデリティ」に登場するレコード店主もいる。

だが、ジョー・バザードは違う。彼が収集するのはあの音楽を、そしてそれが作り出された時代を愛しているからだ。そしてなによりも、彼は自分が所有する全てのレコードの一音一音を感じられるから収集する。収集すること自体が目的になって集めるマニアがよくいるが、そんな人とは全く違う。ジョーは音楽が大好きで音を感じるミュージシャンであり、音楽を心から敬愛している。稀少盤を見つけた時や、何十年も探していたレコードを見つけた時、その幸運と収穫に満足感を抱いたりしない。レコードを家に持ち帰って地下室に行き、最高の78回転ターンテーブルに載せる。そしてその音楽を熱心なミュージシャンとしての耳で聴いて、演奏、歌唱、録音とプレスのクオリティを堪能するのだ。

「さすらいのレコード・コレクター〜10セントの宝物」のなかで見事に捉えられているジョー特有のマジックとは、彼が熱心なマニアだということだ。彼はレコードを愛している。録音のプロセス、製造のプロセス、楽曲の演奏、すべてが大好きなのだ。この情熱が彼の行動の全てを物語っている。

(中略)

ジョーは自分がやっているのは重要な事だと分かっている。自慢気にではなく、音楽史の事実の一つとして語ってくれる。「私が集めたレコードの70〜80%はその時点で私が手に入れてなければ失われてしまっただろう。現存している音楽に関して言えば、昔のレコードコレクターに感謝しなければならない。レコード会社はそんなもの全く気にもかけなかった。やつらはスタンパー(レコードプレス機)を全部捨てちまった。」ジョーは総計25,000枚ある膨大なレコードコレクションを全て自宅の地下室に保管しているだけでなく、この50年間、毎週一回放送している彼のラジオ番組でそれをかけることによって、世界のみんなと共有していることを忘れてはならない。彼はこの音楽が世界に誇れるアメリカの偉大な文化遺産であると信じており、この音楽を聴く興味があって、良さが分かり、楽しんでくれる人なら誰とでも分かち合いたいと心から思っている。

ジョー・バザードのような存在は、音楽というものの超越的な力を実感させてくれる。ジョーは音楽に生きる人であり、この映画はジョーが愛する深みと多様性のある音楽に対する賛歌である。

(全文はパンフレットに掲載します)

  • 見逃すな!
    ジョー・バザードは、あらゆる音楽の魔法のような響きをただただ愛している
    最高のレコード・コレクターだ。

    エルヴィス・コステロ

  • 「超」がつくレコード・マニアがここまで楽しそうにやっていると惚れ惚れしますね。
    ひとりで勝手にラジオ局をやっちゃうのも頼もしい!

    ピーター・バラカン /ブロードキャスター

  • 音楽を愛する心がある人にしか響かない音楽があるのだ。
    ジョーはこの素晴らしいレコードと共に歌っている。
    この映画の最初っから終わりまで、わたしも一緒に演奏し歌っていた。
    ダサい曲、一曲も無し。

    矢野顕子/ミュージシャン

  • たとえ、普段聴かない音楽でも、誰かがとてもいい顔でその音楽を聴いている、という映像はとても気分がいいです。
    たとえ、その誰かがぼくらが普段好きで聴いている音楽を嫌いだとしても!

    澤部渡(スカート)/ミュージシャン

  • 日々中古レコード店に通う後ろめたい気持ちがすべてチャラになった!いらないレコードは買う必要がないという大事なことも学びました。明日からは自分だけの名盤と出会うためにレコード店をさすらおう!

    本秀康 /イラストレーター・漫画家

  • 30年間、開かずのダンボールを譲り受けたことがある。
    開けた瞬間の快感は、中毒となった。
    誰かが救い出せば名盤は必ず蘇る。
    僕らはやっと10年。
    ジョーはもう、かれこれ50年目だ。
    頭が上がらない。

    Soi48 /DJ

  • まるで『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のよう!
    ジョー・バザードは宝物のような男だ!

    サンデー・タイムズ・オーストラリア紙

theaters 劇場

映画館

新宿K’s cinema

http://www.ks-cinema.com/

2018年4月21日(土)〜

愛知 名古屋シネマテーク

http://cineaste.jp/

2018年6月2日(土)〜

大阪 シネ・ヌーヴォ

http://www.cinenouveau.com/

2018年7月7日(土)〜

京都・出町座

https://demachiza.com/

2018年7月

福岡 IAF SHOP*

http://iafshop.tumblr.com/

2018年8月

広島・横川シネマ

http://yokogawacinema.com/

近日

横浜
シネマ・ジャック&ベティ

http://www.jackandbetty.net/

近日

神奈川
アミューあつぎ映画comシネマ

http://atsugieiga.com//

近日

富山 HOTORI×ほとり座

http://hotori.jp/

近日

上映会

金沢

日時:2018年6月2日(土) 20:30〜
会場: Function Space
(石川県金沢市広坂1-1-48広坂ウナシンビルB1F)

http://www.functionspace.net/

佐賀

日時:2018年7月29日(日) 13:00〜
会場:嬉野温泉 旅館 大村屋
(佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙848)

http://www.oomuraya.co.jp/